ジョブサポート タムラ|障がい者職業能力開発支援事業ジョブサポート タムラ|障がい者職業能力開発支援事業

2023年12月2日更新

R5ジョブサポートだより第9号

 ジョブサポートだより  

 授業じゅぎょうのようす ❗          

   社会生活」の時間には、11月に行われた就職面接会に向けて、面接や履歴書の書き方などについて学習しました。参加の企業や採用予定の職種などについて、それぞれ熱心に調べたり、質問したりして、仕事の種類や内容が自分の適正に合うかどうかについて考えました。

   また、作業能率の向上を目指して、ピンセットを使った手指の巧緻性や‘数字はどこ?’と題して短期記憶の学習を進めました。

 あれこれ記者ノート ❗        

(1)品格は言葉から! 上品な言葉遣いを身に付けるためのポイント    

 品格はその人の身なりや仕草だけでなく、言葉遣いからも表れます。上品な言葉遣いを身に付けるための4つのポイントとは・・・

 敬語を正しく使う   

 まずはやはり敬語を正しく使うことが、品のある言葉遣いに近づくための第一歩です。目上の人や上司にはもちろん、初対面の人にも正しい敬語が使えるのが理想です。学生の頃に習った「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の使い分けを復習してみます。「尊敬語」は、相手を敬う時や立てる時に使う言葉。「謙譲語」は、自分がへりくだる表現。そして「丁寧語」が、“です”や“ます”などの丁寧な言葉です。他にも「美化語」と言って、「水」や「魚」などの単語の前に「お」(「ご」なども)を使う言葉も、使いこなすと上品な言葉遣いができるようになります。ただし、敬語を意識するあまり全てを丁寧に言い過ぎて分かりづらい言葉遣いにならないように注意しましょう。

  聞き取りやすいテンポで話す    

 上品な言葉遣いをするなら、ハキハキと速いテンポより少しゆったりめの聞き取りやすいテンポで話すのがおすすめです。堅くなりがちな丁寧な言葉遣いでも、ゆったり話すことで丸みが出て親しみやすくなりますし、何より余裕が感じられて品が増します。

  代名詞を丁寧に言い換える   

 「わたし」「あなた」「彼ら」などの代名詞を丁寧に言うことで、一気に言葉遣いが上品になります。一人称が「うち」や「自分」だと、親近感が湧きますが上品な言葉遣いとは言えません。「あんた」や「あの人ら」も同じです。「この人」と言うときも、「この方」と言い換えてあげれば品が増すでしょう。

  語尾は伸ばさない   

 語尾を「えっと〜」や「ですぅ」と伸ばすと幼稚な印象を与えます。語尾は切ってしっかり言葉を終わらせた方が上品な言葉遣いになります。語尾の伸ばしが癖のようになっている場合は、普段から意識して少しずつ改めるようにしましょう。

  おわりに   

 上品な言葉遣いをするだけで、社会生活やビジネスシーンでのあなたの見られ方が大きく変わります。友達との会話の中では丁寧過ぎる言葉遣いをする必要はありませんが、水をお水と言うなどちょっとした単語の言い換えを意識して、品のある言葉遣いをマスターしてみてください。

 おまけ「品格」とは    

 人や物から感じられる上品さや気高さ」のこと。例えば、優雅で洗練された雰囲気を持つ人や、気品あふれる人、マナーや教養が備わっている人は「品格がある」と言われやすい。

 品格がある人の特徴① 清潔感があり、身だしなみが整っている、言葉遣いが丁寧、礼儀やマナーがきちんとしている、身のこなしが美しい、教養がある

 品格を磨く方法① 姿勢を良くする、綺麗な言葉を使う、落ち着いて優雅に行動する、周囲への気遣いを忘れない

 品格がある人は、内面からあふれる気品や気高さを持っていることが多いです。「品格がある」という言葉で褒められる人の多くは、周囲から好意的に見られることが多いようです。でも、一朝一夕に身につくものではないので、日頃から上品な振る舞いを意識したり、周囲を気遣う気持ちを大切にしたりして、品格を磨いていってください。

(2)慣用句とは  

🌠慣用句とは何か!】日常の中でも、意識せずによく用いられますが・・・       

                              (「慣用句とは何か」記事ブログより一部抜粋)  

   体を使った慣用句   

    頭:「頭を抱える」、「頭を痛める」     目:「目を光らす」、「目が肥える」

    耳:「耳を疑う」、「耳が痛い」       鼻:「鼻が高い」、「鼻にかける」

    口:「口が固い」、「口がうまい」      首:「首を長くする」、「首が回らない」

  キ  足:「足を運ぶ」、「足を棒にする」 

 慣用句あるある  

      慣用句の意味として正しいのは ?    

    「さじを投げる」: a  美味しくないだろうと、料理を食べないこと、b うまくいかないだろうと、あきらめること

      慣用句の□□に入ることばは ?    

    「いいかげんにしなさい。少し『頭を□□しなさい』。」(意味:冷静になること)

 慣用句とは、昔から習慣として使われてきた言い回しのこと。二語以上の単語が結びつき、ある特定の意味を表わします。ことわざと混同されがちですが、ことわざは教訓を含んでいるのが大きな違いです。慣用句は教訓を含まず、物事の例えとしてのみ使われます。

例)「水の泡になる」:努力したことが無駄になってしまうことのたとえ。

    「首を長くする」:期待して待ち焦がれることのたとえ。

 その他、「足を引っ張る」「猫の額ほど」「油を売る」「あごを出す」「頭を冷やす」「蜘蛛の子を散らす」

🌠【ことわざ】:教訓を含む   

例)「石の上にも三年」つらくても我慢強く耐えていれば、いつかは必ず成功するという意味。

    「弘法(に)も筆の誤り」どんな上手な人、名人であっても、間違えたり失敗したりするという意味。 

(3)本音を読み解く心理的なサイン   

 人は心で思っていることとは異なる言葉や表情を見せることができるもの。でも、意外なところから本音が漏れてしまうこともあります。それが“しぐさ”です。外から見てわかる本音の読み方について考えて見ましょう。

 ⭐ 気になる“しぐさ”でわかること        

 「さっきの会議、Aさんの説明って長くなかった?」「そうだね、同じことを繰り返し言ってたよね」「私、課長の隣に座ってたんだけど、途中から指でトントン机を叩きだして・・・」「あ、それ、課長の機嫌が悪くなる兆(きざ)し。話が長いの、嫌いだもんね」「だよね、こっちがヒヤヒヤしちゃった」「Aさんの話が終わってホッとしたわ。ギリギリ怒られずにすんだ感じ」「そうそう。課長が爆発しなくてよかったー!」

 指や持っているペンなどで机をトントン叩くしぐさは、近くでされると、とても気になりますね。このしぐさは相手の話に否定的だったり、いら立ちを感じている時に出てくることが多いのです。前述した会話のように、それを見た周囲の人たちがヒヤヒヤするのもうなずけます。

 また、近くにあるスマホや手帳をやたらさわったり、ボールペンの頭をカチカチさせたりするのも、いら立ちのサイン。相手にその傾向が見えたら、話を切り上げるタイミングと考えたほうがいいでしょう。ただし、人によっては、指トントンやペンカチカチが貧乏ゆすりと同じように癖になっていて、逆に考えをまとめている時、集中している時に出てしまう場合もあります。話をしている間にも、手は無意識に動いてしまうもの。そこに表れる心理的なサインを知っておくと、コミュニケーションの助けになりますよ。

 ⭐ こんな手のサインに注目          

 テーブルを挟(はさ)んで会話をしている時、手の位置や形に注意を向けてみましょう。手がテーブルの上に出ていれば、会話に前向きで積極的。反対にテーブルの下にあれば消極的、あるいは関心が薄いことを表しています。また、手指を開く、手のひらを見せるしぐさはリラックスして相手を受け入れているしるし。反対に手を握る、拳をつくるのは、緊張している時、話の内容に不満があって反論したい時などに見られます。軽く握っている程度なら問題ありません。

 さらに「手を握る・開く」を繰り返す人は、ストレスや焦(あせ)りなど心理的に落ち着かない状態にあります。膝に手を当てて聞いている姿勢は、この場から早く立ち去りたい、あるいは話に退屈している場合に見られます。

 立っている時も基本は同じ。両腕を広げたり、手のひらを見せている時はポジティブで、相手を受け入れているサイン。両手を後ろに組む、身体の前で手を強く握る、腕を組む、腰に手を当てるなどはネガティブなサインと言えます。

 腕を組むしぐさでは、その位置に注目。高い位置で浅めに組むのは、相手に威圧感を与えたい時、自分のほうが優(すぐ)れていて強い立場であることを強調したい時です。一方、低い位置で深めに組んでいる時は、自信がない、緊張している、自分を守りたいという防御的な意味合いになります。

 人間はストレスを感じると自分の身体に触れて自分で自分をなだめると言われています。心理学ではこれを「自己親密性」と言います。本当はそばにいる誰かに癒(いや)してほしい、やさしくしてほしいのに、それがかなわない場合の代替行為(だいたいこうい)と言えるでしょう。同様に、自分の髪をさわる、唇に触れるといったしぐさも「自己親密性」の表れです。

 これらのサインは、必ずしもその人の心理を直(ちょく)に表しているとは限りませんし、1つのしぐさだけでは判断に迷うこともあります。いくつかのサインが組み合わさって表面化している場合、その人の本音を読み解くきっかけになるでしょう。                                   (「オフィスで役立つコラム集」より)

(4)「やさしい革命」探求を   

 会社にいるころ、君は「企業社会を変えたい」と思っていたね。ただ、ある時から「変える」という発想に問題があるのではないか、と考えるようになる。「自分たちは正しい、お前らは変われ」と捉えられれば、正当性や主張の押し付けと認識され「余計なお世話だ」との反発を招く。

 無理に「変える」のではなく、自分が豊かで生き生きとした姿を示し「こっちの水がおいしいよ」と呼び込んで、一人一人の内側や人と人との関係が、静かにゆっくりと変化していくのがいい。

 時間はかかるだろうし、とても効率的とは言えないが、そんな「やさしい革命」を探求し続けることが大切だと思うよ。(2023.10.21愛媛新聞「迷い道」より)

 お ま け ・・・ ?!】                 

☪ 面白い話         (参考:面白い話「笑うカワウソ」より)       

 手ごねハンバーグ

 昨日ファミレスで「手ごねハンバーグください」って言ったら、「今日はあいにく手ごねのハンバーグの機械が壊れていまして・・・」って言われた。 ・・・「手ごね」とは?

  コンビニ店員

 コンビニにて。「おい!店長呼んでこい!」 オレ「はっ?」 「店長だよ、早く呼べ!」 しぶしぶ、店長を呼んできた俺。 「おい、コイツ態度悪いぞ!」 オレ「えっえっ!」 店長「あの、この人も、お客さんですけど」 「えっ!」 ・・・店員さんと間違えてお客さんに声かけちゃうときあるよね!

  ジェットコースター

 ジェットコースターの順番待ちをしていると、前に並んでたおじさんが「混んでるから、座れないかもしれないな。」って言ってた。 ・・・電車じゃないんだから!

  しつけが厳しい母親

 しつけが厳しい母親と、その娘の話。「トイレに行ってくるよ」 「女の子なんだから、お、を付けなさい」 「トイレに行ってくるよお」 「い、いや」 ・・・そっちじゃない!

  算数の問題

 算数の授業の時の、娘と先生の会話。先生「あなたは、今6個のりんごを持っています。先生が、2個くださいと言ったら、何個のこるかな?」 「6個です」 ・・・先生に1個もあげなかったのね!

 来年は辰たつ年です ❣ 《2024年の干支(えと)は甲辰(きのえ・たつ)!》    

  干支という場合、“干”にあたる十干(じっかん)と、“支”にあたる十二支を組み合わせたものになります!

・辰(たつ)年生まれの人は、とにかく個性的な人が多いことでも有名です。常識を越えた発想力や、先見の明を持っている、好奇心旺盛な行動力を持っていると言われています。また一つのことに集中すると、よそ見をせずに突進することができる力の上に、持ち前の負けず嫌いなところから、大きな夢や目標を叶える推進力があるとも・・・。さらに、独自の感性で我が道を行き、時に奇想天外の発想力を持ってことを成し遂げるので、天才肌とも言われています。ただ、先見の明を持っているところから、周囲の話を先走って読んでしまい、人の話を最後まで聞かないところがあるとのこと。そして一つのことに集中していたかと思うと、好奇心旺盛なため他に意識がいってしまう、いわば熱しやすく冷めやすい傾向があるとも言われます。

・さらに、辰年生まれの人は、勇気や粘り強さ、知性を備えており、情熱的で自分に自信を持っているタイプです。また、チャレンジ精神旺盛で、行動力がある面も。夢や目標を持ったら、それに向かってひたすら突き進んでいくでしょう。

辰年生まれの基本的な性格として、独創的:誰も思いつかなかったようなアイディアを次々と提案できる発想力があります。独特な感性を持っている分、ちょっと・・・、リーダー気質:リーダー気質があるのも、辰年生まれの人によく見られる傾向といえます。大勢の人をまとめ、先頭に立って引っ張っていく力があるでしょう。感情の起伏が激しい:楽しそうにはしゃいでいたかと思ったら怒り出すなど、ころころ気持ちが変わる人です。そして、感情を遠慮なく表に出します。そのせいで、周囲を振り回してしまうこともあるかもしれません。1人の時間がないとダメ:自分だけの時間を大切にするタイプです。しかし、孤立しているわけではありません。仲間だと感じている人とは、深く付き合っていくでしょう。負けず嫌い:自分が一番でないと気が済まず、人に出し抜かれるとかなり悔しく感じるでしょう。

    ➡︎