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2023年10月27日更新

R5ジョブサポートだより第8号

  ジョブサポートだより 

 授業じゅぎょうのようす ❗             

   「社会生活」の時間には、働く生活を通して、自立し豊かな人生を送るために継続して働くことの大切さ、そのために上司や同僚と上手にコミュニケーションを図ることの必要性などについて、先輩方の具体例をもとに学びました。

  また、10月の目標を「自分で課題を見つけてクリアする」とし、それぞれ個人目標をAさん「文字をきれいに書く」、Bさん「偏食をなくす」としました。

 あれこれ記者ノート その1❗        

     携帯電話マナー                                (「オフィスで役立つコラム集」より)

 仕事中はマナーモードが基本        

 まずは最低限のマナーから。職場では携帯電話はマナーモードにし、私用で電話やメールを使う際は休憩時間にします。着信音も好きな音楽などにせず、ごく普通の音にしましょう。着信音が周りの人たちの仕事の邪魔になるからです。また、社内での会議中や社外での商談中には、電源をオフにすること。バイブレーションでも部屋に響きます。会議中に電話がかかってきてもなるべく出ないようにします。会議終了後、早めに折り返しましょう。移動中に仕事の話を大きな声でするのも避けるべきです。どこで誰が聞いているか分かりませんから、情報漏洩を防ぎましょう。周りに人がたくさんいるところで着信が鳴ったら、「5分後にかけ直します」と言って、あまり周りに人のいない静かなところへ移動しましょう。歩きながらの通話は危ないので、必ず立ち止まって。また、携帯電話を時計代わりにする人が増えていますが、腕時計を身につけているとスマートな大人に見えるのも確かです。携帯電話は、机の上に置くとバイブレーション音が響き渡ります。ハンカチなど布の上に置くといいでしょう。

電話をかける際のマナーをチェック                      

 名刺に会社の電話と携帯電話の両方が記載されていることがよくあります。どちらにかければいいか迷うこともあるでしょうが、会社にかけるのがマナーです。一方、相手が出先にいて急ぎの用件なら、「携帯電話の番号を知っているので、携帯電話にかけてみます」と電話口に出た相手の会社の人に伝えましょう。反対に、あなたが会社にいて電話を取った場合、相手から「●●さんの携帯電話の番号を知りたい」と言われたら、「●●に電話をするように申し伝えます」「携帯電話の番号を伝えてもいいか、確認しますね」と伝え、むやみに番号を伝えないようにします。

  電話以外にも、メールやチャットツールなど、昨今は連絡手段が豊富にあります。電話は緊急性のある要件や、直接話さないと分かりにくい内容といった2者間のやり取りの際に使うものになってきました。業種によっても異なりますが、急ぎではない時はなるべくメールやチャットでの連絡のほうがいいでしょう。電話をかける時間帯にも配慮が必要です。基本的に、その会社の始業時間から就業時間までの間にかけます。ですが、できれば始業後1時間、就業前1時間は避けたいところ。また、お昼の時間帯も避けましょう。もしかけるなら、「お昼の時間帯に失礼します」と一言添えるのがマナーです。会社の電話ではなく、携帯電話にかける時は「今、お話ししても大丈夫でしょうか」「お時間、よろしいでしょうか」と聞きます。

   相手が電話に出られなかったら、留守番電話にメッセージを残しましょう。着信履歴だけでは、相手はどのような要件で電話をかけてきたのか分からず、不安になってしまいます。「○○の件で電話しました。また△時ごろに改めます」などと、用件を短く伝えます。留守番電話は、慣れないうちは意外と緊張するものですが、いつもよりゆっくり話すことを心がけてください。携帯電話なしには成り立たないビジネスシーン。マナーを守って、相手の心証を悪くしないように上手に使いこなしましょう。

 あれこれ記者ノート その2 ❗                    

脱皮できない蛇は滅びる(ニーチェ)                          (「ことば遍路」阿川大樹 より)

 人間の体をつくっている細胞は、常に新陳代謝(しんちんたいしゃ)を繰り返している。胃腸の細胞は約5日、肌は28日、骨はおおむね3〜5年ですべての細胞が新しくなるという。

 同じ自分のつもりでも、体の細胞のほとんどは数年で新しく入れ替わり、以前とは別の肉体になってしまうらしい。同じ「自分」を維持するために、生命体としての人間は、それほど激しく新陳代謝をしている。新陳代謝がなければ、現状にとどまることすらできず朽ち果てる。蛇が脱皮を繰り返し、古い皮を脱ぎ捨てながら生き続けていくように、人間も、細胞レベルで古い肉体を捨てて、常に新しい肉体を獲得しながら人生を送っている。肉体がそうして「自分」を常に捨てながら新しくなっていく中で、意識としての「自分」は時間を超えて、寿命を迎えるまで連続性のある「個」であり続ける。肉体を丸ごと消費し続けながらも、変わらぬ「自分」、いや、何十年、連続して変化していく、精神としての「自分」。人間とはなんて神秘的な存在なのだろう。

 風呂場の床をせっけんの泡とともに流れていく古い「自分」を見て思う。

                                ニーチェ(1844〜1900年)はドイツの哲学者。

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「脱皮できない蛇は滅びる」から得られる教訓は?  (「ニーチェの意味・解釈・教訓とは?」より)

 脱皮する生物ではない人間に置き換えると、脱皮とは進歩、発展のために古い考えや古い習慣を脱して先に進むこと。脱皮できないということは、古い考え方・慣習・古い人間関係などにしばられてそれを捨て去ることができない人は成長が止まってしまう、古い皮をかぶったままではそこからの成長はない。同じことをやり続けることは、確かに慣れているし楽だろう。今までのものを捨てるのはもったいないような気もする・・・それもわかる。既存の価値観や古い同じ考えをいつまでも捨てられず、また、それを捨てることを妨げられるということは、成長を止められてしまうことと同じで、進歩が止まってしまう。

 既存のものを捨て、進歩した新しい意見や考え方を持つことは、誰かにそれを邪魔されるかもしれない、新しいものを受け入れてもらえないかもしれない。脱皮するということは新たに生まれ変わるようなもの、それはエネルギーを要することかもしれないが、それができないと成長はない。成長するため、さらなる発展、進歩していくためには、恐怖心を取り払い、脱皮していくことが必要不可欠である。

 ※「脱皮(だっぴ)」とは、カエルやヘビなど爬虫類や昆虫類、節足動物などが成長するにつれて古い皮(殼など)を脱ぎすてること。新しい皮は古い皮の下に準備されている。脱皮する動物にとって、脱皮は命がけである。脱皮するためには多大なエネルギーを要するし、脱皮している間に敵に襲われるリスクもある。そして脱皮に失敗することは死に直結する。

 今月の一言 その1 ❗   

 クイズ 「月」   

 7月には月面着陸50年、その後下火だった月面探査がここ数年活発になり、今年は中国の月の裏側への着陸に続いて、8月にはインドが月の南極に着陸(世界初)。そして、アメリカも2024年から再び人を送ると宣言しました。旧ソビエト連邦、アメリカ、中国、インドに続いて、日本も9月に月面探査機「SLIM(スリム)」を乗せたH2Aロケット47号機が打ち上げられました。なぜ今再び月なのか。当面の最大の狙いは「水」。月の南極や北極に氷が存在すれば、飲料水や食料の現地生産、電気分解してロケットの燃料、そうして将来的には月面に生活圏を築くこともでき、月と地球の輸送などビジネスにもなると主導権争いをしているということになります。

 地球から最も近くにある天体、「月」。およそ38万キロ離れています。そこでクイズです。

地球から月まで歩いて行ったら

地球から月まで自転車で行ったら

地球から月まで車で行ったら

地球から月まで新幹線で行ったら

地球から月まで飛行機で行ったら

 【答え】 時速4kmとして約11年、 時速15kmとして約3年、 時速60kmとして約9か月、

              時速250kmとして約2か月、 時速1000kmとして約16日

             (ちなみに、地球から太陽まで歩いて行ったら約4270年、車で行ったら約285年、飛行機で行ったら約17年)

🌠 おまけ   

1 月はどうやってできたでしょうか

 月は将来、地球から遠ざかってしまうでしょうか

 月の裏側を地球から見ることができるでしょうか

   訓練生の皆さんは、卒業後の進路希望などについて話し合いを進めています。 

 今月の一言 その2 ❗   

(1) 今月の一言 そので、「月」についてのクイズを出しましたが、関連して思いついたこと。

 英語で宇宙のことを「COSMOS」とも言います。「コスモス(COSMOS)」という花の名前の由来は、ギリシャ語で「秩序」や「調和」を意味する「KOSMOS」。規則正しく花びらが並ぶ様子から、この名前がつけられました。秩序によって調和を保っている宇宙のことを、哲学者のピタゴラスが「COSMOS」と呼び始めたのだそうです。

 そして、コスモスと言えば、「秋桜〜コスモス〜 歌:山口百恵 /詞:さだまさし /曲:さだまさし」の歌が、懐かしく甦ってきます。

〈一部抜粋〉          

 あれこれと 思い出をたどったら  いつの日も ひとりではなかったと

 今更ながら わがままな私に  唇かんでいます

 

 明日への荷造りに 手を借りて  しばらくは 楽し気にいたけれど

 突然涙こぼし 元気でと  何度も何度も くり返す母

 

 ありがとうの言葉を かみしめながら  生きてみます 私なりに

 こんな小春日和の 穏やかな日は  もう少しあなたの子供で いさせてください

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🔵 「秋桜」という漢字を「あきざくら」と読まずに「コスモス」と読むようになったのは、この山口百恵『秋桜 コスモス』のヒットに由来しています。秋桜(あきざくら)も小春日和(こはるびより)も、冬が近づく秋の季節に、過ぎ去った春の気候や風景がよみがえってきたかのような、秋に春をいとおしむような、ある意味で懐古的な名称であるとも言えます。長い春に比べればほんのわずかだけれど、それは母と娘の二人が積み重ねてきたかけがえのない人生が凝縮された時間。それはまるで、明日に結婚を控えた秋の日にしみじみと思い出される、まだ母が若く娘が幼かった頃の懐かしく穏やかな時間を暗に表現しているかのようであり、娘が無邪気な子供でいられた穏やかな春の時間が、結婚を控えた秋のひとときに、母への感謝の気持ちや寂しさとともに鮮やかに甦ってきます。

   ちなみに、9月14日は、コスモスの日。3月14日のホワイトデーから半年後になります。

(2)「見る人としての成人式」     (2023.9.24 愛媛新聞「とある見るひと」斎藤陽道より)

   もうずいぶんと昔のこととなってしまった。長い、長い道のりだった。2歳、聞こえないと判明し補聴器を装着した。当時の補聴器は箱型で大きく、布に包んで胸に下げる形は、丸出しのブラジャーのようで幼心にも気恥ずかしく感じていたことを思い出す。

 小学校低学年の頃には、耳にかける小型タイプになった。それをずっと使ってきたが、幼年期から聴者が聞き取りやすい発音を優先してきた結果、自分の気持ちをことばにして伝えるのが困難になってしまった。血肉の通わない空虚なことばが、つるつると口を突いて出てくる。心は痩せ細っていくばかり。

 しかし、16歳の時に出会った手話によって大きな転機が訪れた。聴者の耳におもねることなく、自分の意思をそのままに伝えられる喜びを知った。人生観が根底から覆されるほどの感動であった。

 数年後、20歳を迎えた誕生日。「これからは見る人として生きていこう」と決意し、補聴器との決別(けつべつ)をした。それからの手話のある生活は、補聴器を必要とする暇もないほどに、奥深くて、まったく愛(いと)おしいものだった。

 歳月は流れ、今年の9月で40歳になった。「見る人」としての成人を迎えたということでもある。20年間、よく生きてきた。よくぞ生きのびた。よくぞよくぞ、見る人として全力で生きてきた。

 おめでとう、ぼく。補聴器をつけることを誇らしく感じていた自分。おめでとう、オレ。聞こえる人のようにはなれないと知り絶望した自分。おめでとう、私。手話に出会って、まだ生きられると涙した自分。おめでとう、僕。目で生きる人として足を地につけようと頑張った自分。僕の中にいるあまたの自分を、祝福する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  昔、補聴器を組み立てて、その仕組みを勉強したっけ・・・・・

 ちょっと横道      

“ 心に響く言葉 ”      

   「笑える」は楽しんでいる証拠  「怒る」は真剣だった証拠  「喧嘩する」は一緒だった証拠   

 「つまずく」は進んでいる証拠  「裏切られる」は信じていた証拠  「失恋」は愛していた証拠

 「疲れた」は頑張った証拠  「失敗した」は挑戦した証拠

 “ 子育て四訓 ”      

   乳児はしっかり肌を離すな  幼児は肌を離せ手を離すな  少年は手を離せ眼を離すな  青年は眼を離せ心を離すな

 今月の一言 その3 ❗     

(1)「印象を上げる言葉遣いのコツ」     (「オフィスで役立つコラム集」より)

   どのような言葉を使うかで、相手に与える印象はがらりと変わります。例えばお願いごとをする場合でも、柔らかい言葉を使うことで、相手も気持ちよく作業できるもの。

  気配りの有無が言葉に現れる

  相手に好印象を与える言葉のポイントは、相手への配慮が感じられるかどうか、にあります。例えば、「恐れ入ります」には「感謝」と「申し訳ない」という意味が込められており、いろいろなシーンで使えます。相手に声をかける時、つい最初の一言を「すみませんが」と言いがちですが、そこを「恐れ入りますが」と言い換えてみましょう。より丁寧で、相手に敬意を示していることが伝わります。

  「恐れ入ります」はお願いごとや依頼する時にも使える、「クッション言葉」の一つです。相手に何か面倒なことを頼む場合や質問をする際、「申し訳ありませんが」と言うところを、「恐れ入りますが」と言ってみましょう。こちらが謙遜(けんそん)していることが伝わります。ちなみに「申し訳ございません」は本来、正しい言葉使いではないのですが、昨今は普通に使う社会人が増えてきたこともあり、定着しています。

  また、「恐れ入ります」は「ありがとうございます」の言い換えとしても使えます。相手が目上の人の場合、お礼とともに、へりくだった気持ちを伝えたい時に使いましょう。なお、「恐れ入ります」と「恐縮です」は同じ意味です。男性が「恐縮ですが」と使う場合が多く、礼儀を重んじ、かしこまった印象が強くなります。

 頼みにくい依頼ごとも言葉を選んでスムーズに

 他人に依頼をする時は、特に言葉に気をつけたいもの。同じ内容を伝えるにしても、使う言葉によって印象が異なるからです。

  相手に敬意を払いながらお願いする際の言い換え方をいくつか紹介します。

   「〜してください」「〜をお願いします」は、「〜していただけますか」「〜をお願いできますか」といった疑問系にすると、“命令”のニュアンスが弱まります。

     このほか、

 「協力してください」 → 「お力添えください」:目上の人には「協力していただけませんか」という言い方がベター。

 ②「教えてください」 → 「ご教示ください」:教示とは、知識を伝達するという意味。似た言葉で「ご教授」がありますが、これはより専門的な知識を授けるという意味です。「ご教示願います」よりは、「ご教示いただけませんか」の謙譲語を使う方がベター。また、かしこまった言い方をしたい時は「ご教示いただきたく存じます」と言います。

 ③「読んでください」 → 「ご一読ください」「ご覧ください」:「一読」は一度目を通すという意味。より丁寧な印象にしたい時は、「ご一読くださいますようお願いします」「ご一読いただけますと幸いです」とするとよいでしょう。「ご覧ください」をさらに敬語にした言い方が「ご高覧ください」となります。また、仕事上の会話では、話すスピードや間合いを相手のペースに合わせることも大切。よく自分の言いたいことだけペラペラしゃべって、残りの会話には耳を貸そうとしない人がいますが、そういう態度はビジネスシーンでマイナスに働きます。初めて会う取引先とこそ、言葉使いや間合いに気をつけて信頼を勝ち得ましょう。

    好印象を与える言葉は、円滑なコミュニケーションを築く基本です。伝えたい内容は同じでも、感謝や敬う気持ちが表れる言葉を選びましょう。

   そして、頼みにくいことを依頼する時ほど、相手がすんなり協力できるように気を遣いましょう。

(2)「親切の輪」          (2023.10.1 第190号 重信ほっと通信「今月のいい話」より)

  終電の発車間際に切符なしで飛び乗り、車掌さんが回って来た時に切符を買おうと財布を出そうとしたが、財布がなかった。小銭入れもない。どこで落としたのだろうか。途方に暮れたけれども、そのことを正直に車掌さんに言いました。

 「すみません。明日、必ず営業所まで行きますから、今日は乗せてください」

 ところがこの車掌さん、よほど虫の居所が悪かったのか許してくれない。次の駅で降りろ、と言うのです。次の駅で降りても家に帰る手段はない。ホームで寝るにしては、北海道の夜は寒すぎる。どうしようもなくて困っていたら、横に座っていた同じ年格好(としかっこう)の中年の男性が回数券をくれたんです。お礼をしたいからと言って、その男性に名前や住所を訪ねたけど、ニコニコ手を振って教えてくれない。最後は借りたことを忘れて、なぜ教えてくれないのかと文句を言ったら、次のような話をしてくれたんです。

 「実は私もあなたと同じ目に遭(あ)って、傍(かたわら)に居た女子高生にお金を出してもらったんです。その子の名前をなんとか聞き出そうとしたけど教えてくれない。『おじさん、それは私のお小遣いだから返してくれなくて結構です。それより今おじさんがお礼だと言って私に返したら、私とおじさんだけの親切のやり取りになってしまいます。もし私に返す気持ちがあったら、同じように困った人を見かけた時にその人を助けてあげてください。そしたら、私の一つの親切がずっと輪になって北海道中に広がります。そうするのが、私は一番嬉しいんです。そうするようにって私、父や母にいつも言われているんです』と私に話してくれました。」

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 ・・・恩送り?         

 助けや優しさをくれた相手に何らかの形でお返しする「恩返し」ではなく、自分が受け取った思いやりある行為を全く関係のない第三者に受け渡していく、それが「恩送り」。いわば「恩のバトンリレー」です。

 例えばこれも「恩送り」・・・           

  困った人に、率先して手を差し伸べる:「お困りですか?」「お手伝いしましょうか?」

  道で、行列で・・・相手に順番を譲る:「お先にどうぞ」

  玄関で、自分以外の人の靴も揃える

  集まりの場で居心地が悪そうな人に、一声かけてみる

  かつて先輩にしてもらったように、後輩の話を聞く ・・・・・ など

故郷の空」        詞:大和田 建樹  曲:スコットランド民謡

   夕空晴れて 秋風吹き  月影(つきかげ)落ちて 鈴虫鳴く

   思えば遠し 故郷の空  ああわが父母 いかにおわす

        澄みゆく水に 秋萩(あきはぎ)たれ  玉なす露は すすきに満つ

   思えば似たり 故郷の野辺(のべ)  ああわが兄弟(はらから) たれと遊ぶ