ジョブサポート タムラ|障がい者職業能力開発支援事業ジョブサポート タムラ|障がい者職業能力開発支援事業

2022年04月11日更新

R4ジョブサポートだより第1号

  ジョブサポートだより 

 4月しがつ5日いつかに、だい6回ろっかい入校式にゅうこうしきおこないました❗     

   運営管理責任者から、「第6期訓練生の皆さん、入校おめでとうございます。ここは学校ではありませんが、学校とよく似たところで仕事をしながら勉強するところです。・・・朝の会から始まり、体操やストレッチで体を健康に保ちます。そして工場での実習も積み重ねながら、就労生活や社会生活のルールなどを勉強します。そして、自分の成りたい仕事やつきたい職業に職場実習を交えながら決めていきます。もう皆さんは、4月から成人です。ここでの一年で、より立派な、よりすてきな社会人になるために私たちとともに学んでいきましょう。・・・」とのお話がありました。                           

     訓練生の代表が、「桜が満開の今日、私たち2名は、ジョブサポート・タムラに入校することができ、とても嬉しく思っています。思えば、ドキドキの選考試験を受け、そして合格することができました。この喜びを胸に、明日から始まる訓練を一年間頑張ることを誓います。そして、自分に合った仕事を見つけたいです。でも、つらいこともあると思います。勉強が分からないかもしれません。そんな時には、先生方や職場の先輩方、どうか優しく教えたり、見守ったりしてください。よろしくお願いします。」と誓いの言葉を述べました。

    お祝いの言葉として就労支援責任者より、「働くとは、周りを楽しく、楽にすること。短い期間ですが、この1年間、いろいろなことに挑戦して、いろんな力を培ってください。生きる力を身につけられるよう、互いに助け合って、希望のある人生を送ってください。」とのお話がありました。

 授業が始まりました❗             

      社会生活の時間では、1日の流れや一年間の予定と学習内容について、また「社会で働くために」と題して、「働く」ことで、生活を守る、自分の力を発揮する、社会の役に立つことの大切さ等について、学習しました。続いて、社会人として自立するために、健康や時間など自己管理することの大切さについても学びました。

       さらに、社会人としてのルールやマナー、基本的な身だしなみ のほか、働くことを実現するために必要な力についても学習しました。

   入校にゅうこうおめでとう !!

         一年間、一緒に頑張りましょう      

 あれこれ記者ノート (おまけ)              

(1)言葉の使い方と言葉遣い          

    お願い事をする時の言葉 「今、少しお話ししてもいいですか?」 「お忙しいところ申し訳ありません。この案件なんですが・・・」 「このお仕事をしてもらう時間はありますか?」   「何時なら仕上げてもらえそうですか?」 「私もサポートするので手伝っていただけませんか?」・・・大切なのは、相手には感謝の気持ちを持って接するということです。また、ちょっと面倒くさいと思っても、「申し訳ないけど」「悪いんだけど」「大変だと思うけど」など、一言添えるだけで、相手の受け入れ態勢は大きく変わります。

   嫌われる仕事の頼み方 「とりあえずやっといて」、「いま暇? そこにいるなら、ちょっと手伝って」、「手が空いているなら、やって」 「なぜまだやってないの?」、「まだ終わってないの?」、「早くやってもらわないと困るわ?」 「この資料を20部コピーしておいて」「半年分のデータを出してね」「明日の会議を予約しておいて」

 例えば、嫌われる仕事の頼み方の言葉については、「午後の来客があるから、この資料を20部コピーしておいて」、「お客様にお渡しする資料が必要だから、半年分のデータを出してね」、「部長と大事な会議をすることになったから、明日の会議室を予約しておいて」などと、「理由」をプラスするだけで、お願い事がスムーズになります。(つまり、理由が明確になると、仕事の重要度がわかり、行動につながります。)

 最後に、無事にお願い事が終わったら、お礼を忘れずに・・・。また、「○○さんに手伝ってもらって本当に助かったよ」、「急なお願いで申し訳なかったけれど、おかげさまで仕事がうまくいきました。ありがとう」とか、「大いに助けられたので、またお願いしたいと思います。その時は頼りにしています」などと相手を気遣いましょう。とにかく、お願いする時は、気持ちよく相手に引き受けてもらえるように、相手の立場を思いやりながら伝え方を工夫してみましょう。・・そしてもう一つ、私の経験から・・・。お礼や感謝の言葉は、2回。その時と翌日に伝えると、より気持ちが伝わると思いますよ。[参考:オフィスで役立つコラム集(香取祐子)]

(2)パタカラ体操(口腔機能訓練)          

    パタカラ体操は、食べ物を上手にのどの奥まで運ぶ一連の動作を鍛えるための、発音による運動です。特に、加齢に伴い筋肉が弱ってくると、お口の周りの筋肉や舌の動きが悪くなります。その予防・改善が目的です。「パ」「タ」「カ」「ラ」と発音することで、食べるために必要な筋肉をトレーニングします。 「パ」唇を開閉することで、口を閉じる力をつけ、食べこぼしを防ぐ・・・破裂音の「パ」は、唇をしっかりと締めて発音します。唇は、食べ物を口の中に取り込んでこぼさないようにする役割があります。「パ」の発音は唇を占める筋力を鍛え、食べ物を口からこぼさないようにします。 「タ」舌を前に動かすことで、食べ物を押しつぶす・飲み込む力をつける・・・「タ」は、舌を上あごにしっかりとくっつけることで発音します。舌が上あごについていないと、食べ物を押しつぶしたりゴックンと飲み込んだりすることができないためです。「タ」の発音は、上あごから下あごへ舌を打ちつけるので舌の筋肉のトレーニングになります。 「カ」舌を後ろに動かすことで、食べ物を食道に運ぶ力をつける・・・「カ」はのどの奥に力を入れて、のどを占めることで発音します。食べ物を飲み込み、そして食道へと送るためには、一瞬呼吸を止めることが必要です。この動きができなければ、食べ物をスムーズに食道へと運ぶことができません。「カ」の発音は、誤嚥せずに食べ物を食道に送るトレーニングができます。「ラ」舌を上に動かすことで、口の中で食べ物をまとめる力・口腔内に運び飲み込む力をつける・・・ 「ラ」は舌をまるめ、舌先を上の前歯の裏につけて発音します。食べ物を口腔内まで運び、飲み込みやすいようにするためには、舌がよく動かなくてはなりません。「ラ」の発音は、食べ物をのどの奥へと運ぶための舌の筋肉のトレーニングができます。

 遊びやゲームと合わせて、「うさぎとかめ」の歌を「パ・タ・カ・ラ」に置き換えて歌うのもおすすめです。パパパパ タタタ カカカカカ(もしもし かめよ かめさんよ)

    ララララ ラララ パタカラパ(せかいの うちで おまえほど)

    パパタタ カカラ カラパタカ(あゆみの のろい ものはない)

    パパラカ カパラタ タタタラカ(どうして そんなに のろいのか)

   誤嚥性肺炎の予防や、「グー」と「パー」など、手の動きもつけると脳トレにもなりますよ。