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2018年10月4日更新

H30ジョブサポートだより第6号

  ジョブサポートだより 

 授業じゅぎょうのようす  ❗     

      「社会生活」の時間に、休日の過ごし方や言葉の使い方・表現の仕方、またお金の管理の仕方・給料の使い方などについて学習しました。また、豊かな(社会)生活を送るために、知っておくべき基本的な賃金や雇用形態の違い、労働時間などについて学習しました。

 掃除の雑学                          

 “ゴミ都市の汚名をそそいだ日本人のきれい好き精神

「日本の空港はゴミが全然落ちていない!」「トイレが清潔!」「車がピカピカ!」――訪日外国人からそんな声をよく聞きます。広い新幹線内を数分で清掃する早ワザの映像がSNSで拡散され、世界中から絶賛されたりもしています。日本人がきれい好きなのは、「けがれ」を忌み嫌い、「みそぎ」によって身辺を清めるという古来の習性に由来するといわれています。平安時代に書かれた『延喜式』にも「清掃」という言葉が数多く見られ、汚物の露出禁止などの罰則を破るとムチ打ちの刑などが科せられていたようです。江戸時代には、「芥改役(あくたあらためやく)」というゴミ処理役を配して不法投棄を厳重に取り締まっていました。そのため、江戸は世界有数の100万人都市だったにもかかわらず非常に清潔で、川の水も飲食に使用できるほど澄んでいたといわれています。
しかし近代以降の急激な過密化により、高度成長期の東京は“ゴミ都市”と呼ばれるほど汚れ、かつての清流も悪臭を放つドブ川に…。そんな東京がゴミ都市の汚名返上に立ち上がるきっかけとなったのは、1964年の東京五輪決定でした。「世界に恥ずかしくないオリンピックを!」というスローガンのもとに美化運動が起き、フタ付きのプラスチック製バケツが一気に普及し、ゴミ収集車が大量投入されました。こうした美化運動が日本人元来のきれい好き精神を覚醒させるひとつの契機となったのです。今日、国際社会で称賛される日本人のきれい好き精神を、ぜひ未来へと引き継いでいきたいですね。

                        

清掃実習」の時間には、

 自在ぼうきやモップ、掃除機の基本的な使い方や手入れの仕方、さらにそれぞれの清掃場所における作業手順について指導を受けました。 

 あれこれ記者ノート   

(1)今月の一言 (こんな四字熟語知ってますか?)

 ①「練習」について:一意専心(いちいせんしん)

 一つのことに集中すること。まずは、繰り返し練習することが大切です。

 ②「訓練」について:一行三昧(いちぎょうざんまい)」 

 一つに定めて集中し、やり抜いていくこと。訓練は「迷い」を捨てねば効果はありません。

 ③「希望(願望)」について:心願成就(しんがんじょうじゅ)

 心で願い続けることは必ず叶う、という意味。

 ④「計画」について:万全対策(ばんぜんたいさく)」  

  完璧な計画のこと。最初が肝心です。

 ⑤「構想」について:三思後行(さんしこうこう)」  

  三たび考えて実行する、ということ。実行する時はよく考え、綿密に構想を練って実行せよ、ということ。

 ⑥「真心、誠意」について:至誠通天(しせいてんにつうず)

  誠意をもって行動すれば、必ず願いは天に通じ成功するということ。

(2)クイズです ?     

秋になると落葉おちば目立めだちます。落ち葉がめられた道は何とも秋らしく、素敵すてきですよね。さてこの落葉、実は植物の排泄行為はいせつこういである。    でしょうか? ×でしょうか

植物は、体内に吸収きゅうしゅうしてしまった老廃物ろうはいぶつを葉っぱの中にたくわえます。そして、秋になり落葉が始まると、葉っぱと一緒いっしょに老廃物も外へと捨ててしまうのです。私たちがキレイだ風流ふうりゅうだと言っている落葉も、植物からすれば生きるためにかすことのできない行為こういの一つのようですね。    

 

※ ジョブサポートに入所して半年が過ぎ、10月から後期の訓練が始まりました。訓練生のみなさんも、自信を持って実習や新しい学習に取り組み、将来の目標に向かって頑張っています。