ジョブサポート タムラ|障がい者職業能力開発支援事業ジョブサポート タムラ|障がい者職業能力開発支援事業

2023年03月24日更新

R4ジョブサポートだより第12号

 ジョブサポートだより    

 卒業(修了)に当たって❗   

(1)訓練生からの言葉         

 Aさん: ・ジョブサポートの皆さん、一年間ありがとうございました。

       ・新しい仕事を始めても、あきらめずにがんばります。

       ・いろいろ勉強になりました。 

 Bさん:   ・ジョブサポート・タムラの皆さん、大変お世話になりました。

                 ・一年間で学んだことは、どんなことでもくじけないことです。

(2)運営管理者から贈る言葉(令和4年度の訓練生のみなさまへ)               

    Aさん、Bさん、訓練修了おめでとうございます。

 ジョブサポート・タムラは学校卒業後に通う、良き社会人になるための勉強をする場所です。座学はもちろん、いろいろな体験を通して自信もつき、一年前より顔つきも大人びてきましたね。また職場実習も経験し、頑張りが認められ、就労が決まりました。

 ですが、現実の社会の中では、これから先にもっともっと厳しい場面もあって、挫折しそうになることもあるでしょう。そんな時、ジョブで培った「チャレンジ精神や負けじ魂」を思い出して、乗り越えていってください。そうして自分の人生を歩んでください。訓練修了といっても、これからが皆さんの本領発揮です。最後に、私の好きな坂村真民さんの言葉を贈ります。

 「あせるな いそぐな ぐらぐらするな 馬鹿にされようと 笑われようと 

            じぶんの道を まっすぐゆこう 時間をかけて みがいてゆこう」

 こんな風に、これからの人生をたくましく、しかも優しく生きてください。自分を見つめて、自分を育てる「自分育て」を心がけてください。そうすれば、これからもどんどん伸びることができます。可能性も広がります。訓練修了、本当におめでとうございます。

 あれこれ記者ノート ❗      

(1)卒業する皆さんへ (贈る言葉)    

  「未来とは、今である」(マーガレット・ミード)

  「容易な道を選んではならぬ。近道を抜けてはならぬ」(有島武郎)

  「後ろを振り向く必要はないあなたの前にはいくらでも道があるのだから」(魯迅)

  「運命が決まるのは、あなたが決断する瞬間なのだ」(アンソニー・ロビンズ)

  「夢見ることができれば、それは実現できる」(ウォルト・ディズニー)

  ⑥「とにかく、考えてみることである。工夫してみることである。そして、やってみることである。失敗すればやり直せばいい」(松下幸之助) 

  ⑦「人を信じよ。しかし、その百倍も自らを信じよ」(手塚治虫)

  「いつもお互いに笑顔で会うことにしましょう。笑顔は愛の始まりですから」 (マザー・テレサ)

  ⑨「手放すから新しいものが手に入り、挑戦するから新しいチャンスをつかめる」(田口久人)

  ⑩「相手が間違っている、自分が正しいと思い込んだときから争いが始まる」田口久人)

  「すべての壁は扉である」ラルフ・ウォルド・エマーソン)

    多くの人は壁にぶち当たると、簡単にあきらめてしまいやすい。あきらめてしまえば、もうそこで終わりだ。絶対に成功しない。たいていの場合、成功するかどうかの差は紙一重である。言いかえれば、壁にぶち当たったときに、もうひと押しするかどうかの差なのだ。(壁というより重い「扉」と考えると・・・)

(2)卒業する皆さんへ (贈る言葉)       

    焦らずじっくりと、時には立ち止まりながら、少しずつ進んでいってください。もし仕事で悩んだときは、「誰のため」「何のため」というキーワードで考えてみてください。ヒントが見つかるかもしれません。〈おまけ:余裕が人をひきつける。あわてない。(田口久人)〉

  卒業してこれから、皆さんには「自分のため」に生きていってほしいと思っています。「誰かのため」と思って生きていると、何かあったとき「誰かのせい」と考えてしまいます。どうか自分が本当にしたいことをしっかり考えて、自分のすることにきちんと自分で責任を持って、「自分のため」に生きていってください。《参考:日本福祉大学 卒業生へ贈る言葉(教員メッセージ)》

(3)やってみませんか?   

BADS検査(行為計画検査)より      

     透明な細長い円筒の中にコルクが入っています。その隣には真ん中に小さな穴が開いた蓋が被さった水の入ったビーカーが置いてあります。手元には先の折れ曲がった針金、透明の円筒状の筒と蓋が置かれています。

     ルール:手元の針金と透明の円筒状の筒と蓋の3つだけを使って、コルクを取り出すこと。ただし、コルクの入った筒やビーカーは、手で触ってはいけません。《参考:「ケーキの切れない非行少年たち」宮口幸治(新潮社)より》

(4)2022年サラッと一句!わたしの川柳コンクール」より (四季でまとめてみました・・)  

  ① アクリル板 部下との距離も 半透明(春)  ②  ITの 推進会議 紙資料(春)      

  ③ 妻を向き 帰ってこない 扇風機(夏)        ④  熱が出て はじめて個室 もらう父(夏)     

  ⑤ 運動会 マスクでわからず 他人撮る(秋)  ⑥  ワクチンと 村上打って 熱上がる(秋)    

  ⑦ お年玉 振込口座のLINE来る(冬)             ⑧  物価高 食べる量減り 健康に(冬)      

(5)卒業生へのメッセージ    田口久人(たぐちひさと)               

 「いろいろな道」    

    人生にはいろいろな道がある  

  どの道をえらんでもいい  自分が納得してるなら

  どんなペースで歩いてもいい  自分が心地よいなら

  どんなゴールを目指してもいい  自分が心から満足するなら

  他人に用意されたレールを歩いたら  いつか後悔する

  まわりに合わせていたら いつか苦しくなる

  まわりと同じゴールを目指したら  いつかわからなくなる

  自分の道は自分で決める  自分を信じて歩けばいい

 「続ける」   

     夢をかなえた人は  自分を信じ続けた人  

  運がいい人は  失敗から何度も立ち上がった人

  好かれる人は  いつも思いやりを忘れなかった人

  愛される人は  心から愛し続けた人

  幸せな人は  当たり前に感謝し続けた人

  どんなときでも  どんなことが起きても

  続けた人に明るい未来はやってくる

 「自分らしく生きる」       

     何も行動せずに  上手くいく人はいなくて

  不満ばかり言って  幸せな人もいなくて

  言い訳ばかりして 成功する人もいない

  別れがあるから 出会える人がいて

  失敗したからこそ 学べたことがあり

  苦労したからこそ  見つけられる道がある

  誰でも辛いときもあれば  不安なときもある

  迷いながらも 自分らしく生きること

 「卒業するキミへ」    

    これからいろいろな人に出会い  多くのことを経験するかもしれない

  ときには失敗をして その度にふがいなさを感じ 悔しい想いをするかもしれない

  それでもキミには  立ち上がる強さがある

     たとえそばにいなくても  共に頑張る仲間がいる

  生き方に正解はない  悩んで苦しんで  自分で決断するしかない

  どんなことが起きても  選んだ道を信じ続けること

  どんな日であっても 必ず明日はやってくる

  今できることをすればいい

(6)知恵の書      (NHK「クイズほぉ〜スクール」より)                

   冬の定番の暖房器具こたつは、「赤い光」が暖かいと思っている人が多いのでは

   実はこたつは無色でも暖かくできるのだ。こたつを温めているのは、赤外線という目に見えない光、つまり無色の光なんだ。もともと こたつのヒーター部分の光は「無色」だったんだけど、あるメーカーが“心理的にも暖かく”感じてもらえるよう、「赤色」を導入したんだって。それからは「赤色」がこたつの定番となったというわけだ。

 お ま け  ❗          

(1)『 怒りん坊にならないための、心を整える5つの生活習慣 』        

    誰でも少なからず日々のストレスにさらされていますが、そんな時、皆さんはどう対処していますか

 一般社団法人日本アンガーマネジメント協会では、怒りのタイプを以下の6つに分類しています。まず、《自分はどのタイプか》、自己分析してみてください。

  公明正大タイプ

 強い信念を持ち、目標を定めたら集中して努力するタイプ。正義感が強く、道徳心も高い反面、ルール違反や規則に従わない人を見ると怒りを覚え、黙っていられなくなるようです。

  博学多才タイプ

 向上心が高く、何事にも前向きに取り組むタイプ。完璧主義のところがあり、困難な状況でも何とかやり遂げようと努力できるところは長所です。ただし、完璧主義が災いし、優柔不断な人、自分とは考え方の違う人に対しては怒りを感じることが多いようです。

   威風堂々タイプ

 リーダーにふさわしい資質を持つタイプで、頼りがいがあると見られるため、まわりには人が集まります。背負っているものが大きいぶん、思う方向に物事が進まなかったり、自分への評価が低かったりすると、怒りやストレスを感じます。

  天真爛漫タイプ

 自分の気持ちを正直に伝えるコミュニケーション力があり、行動力も十分なタイプ。ただ、空気を読むことは苦手で、言動などに制限がかかる状況では率直な気質が削られ、ストレスをため込む機会が増えていきます。

  外柔内剛タイプ

 ソフトな印象で穏やかに見えるものの、実は確固たる意志を持つタイプ。自分の信条やルールに反しているもの・ことに出会うと柔軟に対応できず、ストレスの原因となりやすいと言われています。

  用心堅固タイプ

 真面目で慎重、ものごとを客観的に判断できるタイプ。しかし客観視がいき過ぎて(周りを見すぎて)、常に自分と他人を比較するようになると、そこからねたみや怒りの感情が沸くことも。

《怒りを鎮め、穏やかに生きるための5つのポイント》           

 怒りの感情をゼロにすることはできませんが、コントロールは可能です。以下に、5つの具体的な方法を紹介しておきます。

 6秒間やり過ごす

 怒りを感じたら、そのまま言動に移すのではなく、6秒数える。それだけで怒りの感情は少しずつ収まります。目の前に怒りの原因の人がいるなら、少し席を外して視界から消すことも有効な手段です。

  怒りを点数化する

 6秒待つ間に、「今の怒りレベルは?」と自問するのもいい方法です。平穏が0、最新の最大の怒りが10として目の前の出来事を客観視すると、「そんなに怒るべきことでもないかな」と落ち着くことができます。

  「⚪︎⚪︎すべき」を捨てる

 自分の理想や理念は固定観念と表裏一体で、すべての人に通じるものではありません。人それぞれ考え方も違えば、感じ方もいろいろ。「べき・すべき・はき(破棄)」です。

  「仕方ない」を受け入れる

 怒りの源泉は、自分でコントロールできるものと、できないものがあります。例えば事故で電車が遅れるのは、自分ではコントロールできないもの。天変地異を思えば、すべて思うようにいかないのは道理。「仕方ない」を受け入れ、心を落ち着かせましょう。

  相手の立場を想像する

 これは人間関係の基本ですが、自分軸ではなく相手軸でものごとを見るようにします。それにはまず、相手の話をきちんと聞かなくてはいけません。     参考:「オフィスで役立つコラム集」より(一部抜粋)

                                                        

(2)タクシー  (早坂隆「世界の日本人ジョーク集」より)    

 ニューヨークで、一人の日本人がタクシーに乗った。しばらくすると、一台のトヨタ車がタクシーを追い越して行った。日本人は自慢げにこう言った。「やっぱり速いね。日本製だからね」 またしばらくすると、一台のミツビシ車がタクシーを追い越して行った。日本人は自慢げにこう言った。「やっぱり速いね。日本製だからね」 またしばらくすると、一台のホンダ車がタクシーを追い越して行った。日本人は自慢げにこう言った。「やっぱり速いね。日本製だからね」 そうこうしているうちに、タクシーは目的地に着いた。日本人が料金を尋ねると、運転手はかなりの高額を要求した。日本人は運転手に文句を言った。「いくらなんでもそれは高すぎる!」 すると運転手は、料金メーターを指差してこう言った。「速いだろう? これ日本製だからね」

(3)川柳「八分音符」藤岡健次       

人びとが 輪になるために ある両手’      パパのグー 包み切れない 僕のパー’

 

「仕事に学び 仕事を楽しむ」