ジョブサポートだより
1 授業のようす ❗
「社会生活」の時間では、お金の管理や社会参加とおしゃれについて話し合いました。
また、就労後のストレスと感情のコントロールについても学習しました。
※ オープンキャンパスを1月15日に行いました。
2 あれこれ記者ノート ❗
(1)「減災(被災時の被害を低減)」の取り組み[その1]
被災時に最優先することは 自分の身を守る「 自 助 」
ライフライン停止や避難に備えて、数日間(最低3日間。できれば1週間分)は自力で生活できるための備蓄をしておきましょう。
飲料水:1日1人3リットルと言われているので、3日分で1人当たり9リットル。
食料:非常用の「アルファ化米」や「カンパン」など長期保存対応のものを3〜7日分。
その他:トイレットペーパー、ティッシュ、マッチ・ろうそく、カセットコンロなど
慌てずに「Safetyの3S」を心がけた対応を!
危険に立ち向かうイメージが強いレスキュー隊ですが、その鉄則が「Safetyの基本3S」。
①Self(自分)=まずは自分たちの安全確保をした上で、②Scene(状況)=周囲の状況を観察し、安全が確認できたら、➂Survior(生存者)への対応を行う という手順を示したものです。時間との勝負であるレスキュー隊でも、必ず「観察→確認→判断→行動」という流れを行うことで、二次被害を防ぐための安全確保を第一としているのです。救助のプロでもこうした鉄則を守って行動しているのですから、一般の我々も緊急時にこそ、焦らず落ち着いて観察を行ってから、行動することを心がけるようにしましょう。(「ネットリコー」より)
「非常食を選ぶ基準は」知ってますか?
昔の「乾パン」が美味しくなかったのには理由があった! 数十年前の「乾パン」を食べたことがある人は、「硬くて食べるのに時間がかかる」「口の中の水分が奪われるため飲料なしで食べるのはつらい」という経験から「乾パン=まずい」という印象が強いと思います。実はこれには理由があったのです。食べやすくおいしくしてしまうと、備蓄用・非常用なのに浪費されてしまうという懸念があるため、好んで食べたくなるような味と食感にはしないという仕様での発注だったとのこと。現在の「カンパン」は以前のものとは味も食感も格段に違うので、ぜひご賞味ください。
(2)伝えたい内容を相手の心に届けるための3段階の関所
「外見の壁」「態度の壁」「言葉遣い」
職場は「チーム」です。より良い人間関係を築き、協力しながら仕事を進めましょう!
(3)「みんなのためのルールブック」より
ア 人の意見や考え方を尊重しよう
話し合いをするときには、それぞれが自由に意見を言い合えるようにしよう。何があっても、人の意見を笑ったり、からかったりしてはいけない。(言いたいことがあるときは、相手に自分の考えは間違っていると思わせないように、礼儀正しく意見を言おう。)
イ 相手の目を見て話そう
誰かが話している時には、その人の目を見よう。誰かが意見を発表している時には、その人の方に顔を向けよう。
ウ いつも正直でいよう
どんな事情があろうと、たとえ悪いことをした時でも、いつも正直でいよう。(本当のことを言う人は、尊敬され、信頼される。よくないことをした時も、嘘をつけばいつかはバレルが、正直に認めれば、その正直さが尊重される。)
(4)ノーサイドに学ぶ、相手をたたえる気持ち
「ノーサイド」とは、ラグビー用語から発した言葉で、「勝負事が終われば敵も味方も関係なく称え合う」ことを言います。称えるということは、相手を認めるということ。認めるところからコミュニケーションは始まります。
(5)素敵な人間関係(信頼関係)を築くための6つの大切なこと
① 決して悪口を言わない
一言一言を大切にする(ほんの少し言葉を変えるだけで他人の態度も変わります)
② 常に正直に接する
見返りを求めない、自分の全てを相手に知ってもらう、自分の意見を大切にする
③ 相手に強制しない
相手にとっての思いやりとは何かを考える(親切という名のおせっかい、そっとしておく思いやり)、心配りをする、感謝をする
④ 相手が大切にしているものを自分も大切にする
相手の素敵なところを褒める(人を褒めて人のやる気を引き出せる人は、同時に自分を褒めて自分のやる気を引き出している人)、相手の長所を見つける
⑤ 相手に対して関心を持つ
緊張感を持つ(友達だからといって、言葉にしなくてもわかってくれる、気を遣わなくても大丈夫となぁなぁな気持ちになってはいけません。仲のいい友達でも緊張感を持って付き合いましょう。)
⑥ 自分を信じること
自分の価値や可能性を知り、自分の全てを相手に知ってもらうことも大切です。
誰かと誰かが出会う確率は、180億分の1だそうです。そんな確率で出会った人たちなんだと思うと本当にすごいことです。だからこそ相手の幸せを願いましょう。自分の周りに幸せな人がたくさんいればいるほど、自分自身も幸せに満ちた生活ができるようになるはずです。相手の幸せは、きっと自分の幸せにもつながります。