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2021年12月27日更新

R3ジョブサポートだより第10号

  ジョブサポートだより 

 授業じゅぎょうのようす ❗            

                 

  「社会生活」の時間では、就職面接会の内容をお互いに振り返り、答え方や課題について意見交換しました。

      職場体験に向けて」の授業では、12月から行う現場実習の心得や実習(企業等)の評価の観点について学びました。「会社の規則、約束が守れる」、「仲間と協調できる」、「指示に対する理解がよい」、「意志を伝え、返事ができる」、「真面目で根気がある」等々、今までの施設内実習を振り返り、それぞれの目標を確認し合いました。

   今年の抱負                                      

 Aさん:「休まずに仕事に行く」「キョロキョロせずにきちんと仕事をする」「希望の仕事に行けるように努力する」

 Bさん:「集中して仕事をがんばる」

 Cさん:「自分にとっての幸せな未来を形作る」

 Dさん:「仕事をがんばる」(エコメイトで仕事がしたい)

 Eさん:「できるだけ1回で理解する」

 Fさん:「休まずがんばる」

 Gさん:「就労に向けて体調を整える」「いぶきA型へ就職できるよう頑張る」「新型コロナに感染しないよう気をつけて生活する」(あっという間に一年が過ぎようとしています。ジョブサポート・タムラのスタッフ、先生方のアドバイス、訓練を、これからの人生に生かしていければと思います。)

 おまけ 1-    

 「取引先からの電話」       (「ああ勘違い」新入社員編より) 

 鈴木部長宛ての電話を受けた新人の佐藤君。  相手「鈴木部長はいらっしゃいますか?」  佐藤「鈴木部長はただいま席を外しておりまして・・」  隣にいた私は、「そういう時、社内の人間は役職付けずに呼び捨てにするんだよ」と教えてあげた。・・・翌日、同様のシチュエーションにて。  佐藤「鈴木ですね。少々お待ちくださいませ。」 私「(うん、よしよし)」  佐藤「鈴木ぃー、○○様からお電話です!」  私「!!!」

 - おまけ 2-     

 「エレベーター」      (「ああ勘違い」新入社員編より)

    入社当日に社長とエレベーターで一緒になった。 社長が降りる階で「開」ボタンを押してお見送りするはずが、「閉」ボタンを押して、UFOキャッチャーのように、ガッツリ挟んでしまった。 ・・・社長獲れた!とか言ってる場合ではない。転職したい。

 おまけ 3-      

  「社長からの電話」     (「ああ勘違い」新入社員編より)

   社長が出張先から会社に電話してきた時のこと。  社長「あ、オレだけど鈴木部長いる?」  新人「少々お待ちください。」 ・・・ 新人「鈴木部長! オレ様からお電話です!」    わりとクールな鈴木部長が、コーヒー吹いていた。

 就労支援員さんとの面談会:面接会の様子や実習の予定、将来の進路希望について、話しました。

 あれこれ記者ノート❗    

(1)マスクの雑学     

 コロナ禍の中、マスクは必需品となりましたが、英語の「mask」には「仮面」「覆面」のほかに「ごまかし」「見せかけ」「覆う」「隠す」などの意味があります。マスクを着けることを「put on mask」といいますが、これには「正体を隠す」という意味もあります。マスクの語源には諸説ありますが、「仮面」「仮装」「隠ぺいする」という意味のイタリア語「マスケラ(maschera)」に由来するともいわれています。ちなみにまつ毛の美容に使う化粧品の「マスカラ(mascara)」も、マスケラが語源だそうです。

 さて、昭和の日本には、マスクを着けたヒーローがよく登場します。元祖は、嵐寛寿郎(あらしかんじゅうろう)の当たり役として知られる『鞍馬天狗』(イカ型の頭巾と一体になったマスク姿)シリーズ。また、高度経済成長期にお茶の間の子どもたちのヒーローだったのは、『鞍馬天狗』をヒントに考案された『月光仮面』でした。白いターバンと白いマスク、マントを着けた月光仮面のスタイルは当時の子どもたちの憧れでした。こうしたことから、日本では口をマスクで覆ったヒーローは正義の味方という印象があります。しかし、アメリカでは、『快傑ゾロ』や西部劇のヒーロー『ローン・レンジャー』、アメリカンコミックのヒーロー『バットマン』など、口ではなく目をマスクで覆ったスタイルです。どちらかというと悪党が口を覆っているケースが多く、マスクで口を覆うのは不審者というネガティブな印象を持つ人が少なくありません。今は欧米でもマスク着用が日常化していますが、欧米人が口を覆うマスクをあまり好まないのにはそうした事情があるともいわれています。                             (「元気通信」マスクの雑学より)

                                   

(2)お正月の雑学                                    

    お正月には、玄関に門松やしめ飾りを飾る風習がありますが、新年に「歳神様(としがみさま)」と呼ばれる神様を迎えるためのよりしろ(目印)ですので、12月28日までに飾るべきだといわれています。(新年前夜などに慌ただしく飾るのは、「一夜飾り」と言われて嫌われます。)

 また、「あけましておめでとうございます」は、神様に対する祝福の言葉です。年が明けて歳神様を迎える際に述べる感謝の言葉を周囲の人々と交わすことによって、新年を喜び合います。ちなみに、「新年あけましておめでとうございます」と書くのは、「新年」と「あけまして」が重複しているので、「新年」を使うなら「新年おめでとう」とするのが正しい日本語です。

 さて、新年を迎えるために欠かせないものといえば「おせち料理」です。「おせち」は漢字で記すと「御節」。端午(5月5日)や七夕(7月7日)などの節句のお供え料理「御節供(おせちく)」がいつしか「おせち」になり、正月の節句料理限定で使われるようになりました。おせち料理の特徴は、まず「日持ち」することです。次の特徴は「おめでたい」こと。「めで鯛」などの「語呂合わせ」もあれば、かまぼこは半円が初日の出を連想させ、海老は腰が曲がるまで長寿となるように願いが込められた「見た目」による縁起担ぎもあります。 これらおせち料理は、山の幸あり海の幸ありで栄養のバランスも良いのが特徴です。おせち料理の器となる「重箱」も、祝い事が重ねてやってくるように、という意味があります。(「元気通信」お正月の雑学より)

(3)ふとんの雑学                                      

   ふとんは漢字にすると「蒲団」や「布団」と書きます。「団」は丸いという意味で、「蒲団」とは古くは「蒲(ガマ)の葉を編んだ丸い座布団のような敷物」を意味する言葉でした。時を経て柔らかな布が使われるようになったため、「布団」と表記するようになったのです。

 ところで、平安時代の庶民が使っていたふとんの素材は樹皮やコウゾなどでした。当時はまだ綿栽培が行われていなかったので、綿ぶとんがなかったのです。江戸時代には綿ぶとんが作られるようになりましたが、一般に普及するのは明治時代になってからで貧しい庶民はふとんの素材に海草や紙を使っていたようです。昭和になると化学繊維のつめものをしたふとんが流行しますが、バブル時代を境に羽毛ぶとんが一気に普及しました。

 ちなみに冬は氷点下30℃以下になるモンゴルの遊牧民は、厳寒の地で体温を上手に調整して生きているフタコブラクダやカシミアヤギ、ヤクの毛を使ったふとんを利用しています。特にフタコブラクダは、寒暖差が60℃以上になる過酷な地にも生息できるので、フタコブラクダのうぶ毛を使ったふとんは温度や湿度の調整機能が抜群に高いといわれます。(「元気通信」ふとんの雑学より)

フタコブラクダ      カシミアヤギ       ヤク                                                   

(4)寝具の雑学                                              

 一般に、マットレスや掛けぶとん、シーツなど寝るためのアイテムを「寝具」と総称しますが、戦前は寝具全般を「ふとん」と呼んでいました。

 庶民はといえば、「たたみ」に「しとね」を敷いて「ふすま」を掛けて寝ていました。「たたみ」はマットレスのようなもの、「しとね」は敷パッドのようなもの、「ふすま」は臥す(ふす)時に掛ける四角いもの、つまり掛けぶとんを指す言葉で、それらの素材には、麻、樹皮、紙などが用いられていたようです。和室の間仕切りを「襖(ふすま)」というのは、臥す場所の間仕切りに使われた「ふすま障子」の略であるといわれています。

 ベッドは紀元前からあったといわれ、日本でも弥生時代の竪穴式住居跡に、土で高低差をつけた土製のベッドもどきの痕跡があり、古墳時代の住居跡からは、ベッドと思われる木枠の跡も発掘されています。(「元気通信」寝具の雑学より)