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2021年08月30日更新

R3ジョブサポートだより第6号

     ジョブサポートだより   

 授業じゅぎょうのようす❗                             

        

  「社会生活」の時間には、『会社が雇う人 雇わない人2』として、基本のルールと作業中のルールについて再確認しました。 また、いわゆる“仕事ができない人”と言われる人の特徴としては、‘締め切りや期限が守れない’、「今回はたまたま」・「本当はやればできる」と、なかなか‘反省することができない’などが挙げられました。その後、再度自分たちの学習目標について話し合いました。

    特別支援学校1年生の見学がありました。働くために必要な力について学習し、作業をしている様子を見てもらいました。

 あれこれ記者ノート ❗             

(1)「企業が求める能力」とは                               

   コミュニケーション力  

  仕事は常に人と人との関わりの中で成り立っています。どんな相手、どんな場面でも上手に対応できるコミュニケーション能力を身につけるために、日頃からあいさつやお礼、明るい雰囲気作りをするなど、周りに対して積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。

   行動力

    職場においては場面ごとに常に自分で考えて行動することが求められます。仕事は与えられるものではなく自分で作る、見つけるものと考え、自ら進んで取り組むような心がけが大切です。失敗を恐れず実行に移すことで、知識や経験を確実に積み重ねることができます。

         積極性

   ● 積極性とは「私がやります」という、物事に対して進んで挑戦する前向きな考え方です。仕事に対して積極的な考えを持つことで、業務に興味が湧いて前向きな気持ちになったり、自分で工夫したりするようになります。

         問題解決能力

    困難に直面した時に、自分で解決できるかどうか、それが問題解決能力です。困難に直面した時に、周りに答えを教えてもらっていては、いつまでたっても問題解決能力が身につくことはありません。まずは自分で考え、自分なりの答えを見つけるようにしましょう。

         協調性

    業務が円滑に進むためには、社員同士のチームワークが大切です。他の人の考え方に合わせて、お互いに助け合ったり、譲り合ったりすることが求められます。報告・連絡・相談を意識して、チームの一員としての行動をとりましょう。

         誠実さ

   ● 企業は、ただ単に学校の成績が優秀な人や、役に立つ資格を多く持ってる人を求めているわけではありません。熱意ややる気が感じられて、あいさつや礼儀も身についており、素直で真面目といった、誠実さが求められています。

         継続力

    何事もコツコツ続けていくことによって、継続力が身につきます。継続力のある人は、努力家で忍耐力がある人だと評価されるので、日頃から地道な努力を重ねる習慣をつけましょう。

                                   (「ウェブ・サーナ」より)

(2)「会社に求められるキーパーソンの働き方」とは(優秀な人材の特徴15選)

   成長のための努力を惜しまない  

    ◉  仕事のための努力をするのは当然ですが、会議が終わった後、率先して椅子やテーブルを元に戻すなど、みんなのために行う努力は自分を成長させ、会社から優秀な人材と認められます。

         困難に直面してもポジティブに捉えられる  

    ◉  失敗は成功の元という言葉があります。これは、失敗を教訓として次に生かすことができれば、成功につながるという意味です。失敗を教訓とするためには、ポジティブな考え方ができるかどうかが鍵となります。ポジティブ思考の人は場の雰囲気を盛り上げることができるので、リーダー的素質もあると言えます。

        常に謙虚である  

    ◉  成功しても謙虚に受け止め、失敗したらしっかり反省することが事業を成功させるコツです。優秀な人ほど謙虚です。チームワークで仕事に成果を出しても自己主張はしません。自分よりもチームの和を第一に考えます。謙虚にしていても見る人が見れば、成功の功労者は誰なのかわかるもの。謙虚さが人望を生み、それがまた仕事に活かされるのです。

         相手の立場に立って物事を考えられる  

    ◉  謙虚さにもつながりますが、相手の立場に立って物事を考えられるのも優秀な人材の特徴です。自己主張が強い人は相手の立場に立てないのです。謙虚になると客観的に状況をつかむことができるため、相手が何を考えているか、何を悩んでいるかなどが理解できるのです。理解できれば的確にアドバイスできますし、必要なサポートもできます。それによって相互の信頼関係が生まれますし、信頼関係があれば仕事も順調になります。会社のキーパーソンと言われる人の周りには常に人が集まってきます。そのような求心力は、相手の立場を思いやることから生まれてくるのです。

        メリハリをつけて仕事に取り組んでいる  

    ◉  盛んに働き方改革が叫ばれていますが、生産効率を高めるためにもメリハリのある働き方ができる人材が必要とされているのです。働くときは一生懸命に働き、休むときはしっかり休むことができるのが優秀な人材の特徴です。メリハリをつけることによって仕事への集中力が増し、より良い成果につながります。メリハリをつけて仕事に取り組んでいる人は、計画的にスケジュールをこなすことができます。

         休日を全力で楽しむ  

    ◉  仕事をしていると色々なストレスがあります。優秀な人材はストレスの解消の仕方がとても上手です。なぜ上手にストレスをコントロールできるかというと、休日の楽しみ方を知っているからです。休日を全力で楽しめると、仕事へのエネルギーが補給できます。

         明確な目標を持って仕事をしている  

    ◉  プロジェクトには計画が必要です。何日までに完成させるという締め切りを設定します。このためには明確な目標を持つことが基本となります。プロジェクト上の目標はもちろんですが、チームワークとしての目標も持っています。優秀で会社のキーパーソンと言われる人は、プロジェクトを達成したチームの絆の構築まで目標にしています。

         タスクの優先順位がしっかりと判断できている  

    ◉  会社という組織に属していると、やるべき仕事はたくさんあります。重要度によってタスクの優先順位をつけて仕事をする人が、いわゆる仕事のできる人です。タスクの優先順位をつけるというのは、やらなくてもいいことを省くということ。ただ与えられた仕事をこなすのではなく、自分で重要度を判断して仕事を進めるというのも優秀な人材の特徴です。

         時間を無駄にしない  

    ◉  優秀な人材と言われる人に共通しているのは、時間は無限にあるとは考えないこと。限られた時間の中で仕事を完成させるからこそ、できる人間と周囲は評価するのです。時間を無駄にしないということは、費用対効果を常に考えて計画的に仕事をするということです。それによって最短経路で結果を出すことができます。

        感謝をきちんと伝える  

    ◉  プロジェクト推進に努力した人に対して、感謝の言葉をきちんと伝えられるのが優秀なリーダーであり、会社のキーパーソンになれる人です。感謝の言葉を伝えるというのは、相手の仕事ぶりをきちんと見て評価するということです。優秀な人材と言われる人は隅なく目を配っており、きちんと努力している人を見逃しません。

         素直になれる  

    ◉  素直な人は、自分のプライドに捉われることなく皆に相談できます。自分より相手の意見の方が正しいと思えば、その意見に従うことができます。素直だからこそ自分に足りない部分を認め、相手の意見を取り入れて弱点を補えるのです。素直さというのは一見ひ弱に見えますが、自分に自信がある証拠でもあります。

          レスポンスが早い  

    ◉  上司から質問された時にも、すぐに答えを出せます。分からないことはハッキリ分からないと伝えられます。メールのやり取りでも、優秀な人材は素早くメールを返信します。それが、部下や上司との信頼関係につながるのです。

          自己管理が徹底している  

    ◉  仕事がスケジュール通りに進行しない時、いろいろな言い訳をする人がいます。優秀な人は決して言い訳や弁解をしません。それは自己管理が徹底しているからです。自己管理とは健康や体調に常に気を配り、最良の状態で仕事ができるようにすることです。自己管理ができる人は、自分の気持ちもコントロールできます。そのため、その時の気分に左右されないので、いつも安定した仕事ができます。

          失敗を認めて、そこから学ぶ  

    ◉  失敗を認めることはとても辛く、プライドが傷つきます。それを避けるために、多くの人は失敗を認めないで言い繕おうとしたり、他人のせいにしようとします。しかし重要なのは失敗を失敗と認め、なぜ失敗したのかを突き止めて二度と同じ失敗をしないことです。。

          結果を出している  

    ◉  以上、14の特徴は自己の成長に役立つものばかりですが、全てを備えている人はほとんどいません。半分の人、3分の1の人、中には3つぐらいしか備わっていない人もいるかもしれません。そのような人が優秀な人材と認められるのは、最終的に結果を出しているからなのです。上司や会社の評価は、つまるところ結果を出せる人材かどうかです。言い換えれば、紹介した14の特徴を備えていれば結果を出せるということです。

 (3)優秀な人材に近づくために心がけるべきこと           

      優秀な人の仕事ぶりや働き方を参考にする  

     ◎  もし自分も会社に認められる優秀な人材になりたいと思ったら、まずそのような人の働きぶりを観察し、参考にすることが大事です。そのためには、謙虚な気持ちで優秀な人に接することです。

        ② 優秀な人の言動に込められた“意味”を理解する  

     ◎  優秀な人の言動に込められた意味を正しく理解することが大事です。漠然と聞いたり見たりするのではなく、なぜそのような言葉を使うのか、なぜあのような行動をとるのかを常に考えるのです。相手を見て言葉を選んでいたとしたら、優秀な人というのは一緒に仕事をする人のことをよく把握しているとわかります。

           自分の能力や得意なことを分析して強み・弱みを知る

     ◎  優秀な人材になるには、物事を客観的に見ることが必要です。特に、自分の能力について客観的に分析できれば、強みや弱みを把握することができます。自分を客観的に見られるというのは、他人についても冷静に分析できるということです。他人の強みや弱みもわかってくるので、プロジェクトを組むときにも適材適所に配置することができます。

           どんな仕事にも意欲を持って取り組む

     ◎  優秀な人材を目指そうとする場合に勘違いしがちなのが、会社や上司に認められる大きな仕事を得ようとすることです。大切な心がけは、どんな仕事でも意欲を持って取り組むことです。小さな仕事の積み重ねが、大きな仕事へとつながるのです。

          自分についての第三者の意見を聞いてみる  

     ◎  優秀な人材といわれる人は、常に他人の意見に耳を傾けます。傾けるだけでなく、相手に自分についての意見を求めます。そうすることによって、自己中心的になるのを防いでいるのです。意外と自分のことはわかっているようで、わからないものです。

     他の仕事で能力を発揮できないかも検討する  

     ◎  何事も、満足してしまうとそこで終わってしまいます。優秀な人材になろうと思ったら、自分の可能性を信じて何事にも挑戦していく意欲を持つこと。たとえ挫折に終わっても、それが教訓となって次のチャンスに行かせるのです。結果も大事ですが、トライする意気込みや情熱はもっと重要です。

                                                                                                        (「優秀な人材の特徴15選」より)

(4)今月の一言                       

       ヒット商品のネーミングセンス

     じゃがりこ                   

       「じゃが」は、「じゃがいも」から来ています。「りこ」は、開発担当者の友人「りかこ」さんが、この新しくできたお菓子をとても美味しそうに食べている姿から取ったのだとか。「じゃがいも」+「りか」で「じゃがりこ」となった、ということです。

             ビスコ                

        酵母(こうぼ)が入ったビスケットだから『酵母ビスケット』、略して『コービス』、最終的には前後を入れ替えて『ビスコ』となりました。なお、現在のビスコには、酵母ではなく乳酸菌が入っています。

             ビオレ      

        固形石けんでの洗顔が主流だった時代に、洗い上がりと使い勝手のよい洗顔フォームとして開発されたのが『ビオレ洗顔フォーム』です。ギリシャ語の『Bios(生活)』と『Ore(満ち足りた)』を組み合わせて作られた造語で、満ち足りた(Ore)生活(Bios)を意味しています。

        日本の風物詩、花火                                        

  県内の花火大会も次々と中止になり、9月に予定されていた三津浜花火大会も中止となりました。

       花火のルーツは古代中国の火薬の発明と言われ、当初は相手を威嚇する武器として使われたり、通信手段の‘のろし’として使われたりしていました。日本での歴史上の記録に残る花火の第1号は、1589年7月、伊達政宗が鑑賞したのが最初であると言われています。日本でのおもちゃ花火は、いつ頃から作られ売られたかははっきりとした記録はありませんが、1659年、大和の国(奈良県)から江戸へ出て来た弥兵衛(初代鍵屋)が葦の管の中に火薬を入れた初歩的なおもちゃ花火を考案して売り出し、江戸の人々に爆発的な人気を得たと言われています。

        高度な社会性をもつアリ。 「働きアリの法則」とは?      

  アリのコロニー(生活集団)の中で、最も多くを占めているのが「働きアリ」です。

  女王の身の回りの世話のほか、子育てをしたり餌を採って来たりしています。しかし、皆一様に働き者なわけではなく、働きアリの中でも猛烈に仕事をするものもいればサボっているものもいるのです。そしてなんと、よく働くアリ:普通に働くアリ:怠けているアリの比率は、常に 2:6:2になるよう決まっていて、これを「働きアリの法則」といいます。たとえば、働きアリの中でもよく働く個体を取り除くと、残った個体の中からよく働く個体が出るようになり、自然と 2:6:2 の割合になるのだそうです。またよく働くアリだけにしても、その中からサボる個体が出て 2:6:2 になります。これは生き残るための戦略で、仮に全員が猛烈に働くと、短期的に見れば効率は上がるものの、疲れて動けなくなるタイミングが同じで、やがて仕事が滞る時が来るそうです。そうすると、コロニーが存続できなくなってしまうのです。サボっているアリは、一生サボったまま終わる個体もいるものの、一生懸命働いている個体が動けなくなった時には働き出すようで、労力の予備をあらかじめ所持しておくことが、コロニーのためには必要なことなのです。

                                                                                  (「5分でわかるアリの生態」より)

 あなたはどっち?                               

A「明日できることは、今日やるな」

B「今日できることは、今日のうちにやれ」

 オリンピックのその後 ・・・ こんなピクトグラムは!?